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「春日部大凧あげ祭り」3年ぶりの開催決定 初の無観客で

2019年5月の様子。「令和」「元年」の文字が書かれた2張の大だこが揚がった

2019年5月の様子。「令和」「元年」の文字が書かれた2張の大だこが揚がった

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 「春日部大凧(だこ)あげ祭り」が5月3日、無観客で開催される。春日部大凧あげ祭り実行委員会が3月30日、発表した。

2022年の文字の1つ「春日部」

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 江戸時代に始まり、国の選択無形民俗文化財に指定されている同祭。新型コロナウイルス感染症拡大のため、2020年と昨年は中止。今年の開催可否を昨年から協議してきたが、感染対策を徹底し、春日部市「庄和大凧文化保存会」をはじめとする関係者で、例年よりも規模を縮小して1日のみ開催することに決めた。

 同保存協会会長の川島栄さんは「今回は大だこ2張だけを揚げる。規模を縮小して開催するのは初めてだが、一番は伝統を継承するということで、関係者の思いは一つ。3年ぶりの開催のため気持ちを引き締めて、大だこを揚げることができたら」と話す。

 「笑顔」「感謝」を入れた小たこは展示のみ行う。名入りだこの受け渡しと家族ごとの記念撮影をする初節句は、時間を調整して分散して行う。当日の様子は、市のホームページなどで後日、公開する。

 3日を雨天中止とした場合は5日に開催。

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