春日部の「みどりスーパー」(春日部市米島、TEL 048-746-1100)をはじめとした複数店が4月1日、「尻」をテーマとした商品の販売を始める。
同店総菜部の河内みどりさんが発案した企画。河内さんは「今年も感染症や戦争など辛いニュースが多い。そのようなときでも笑いは必要だと思い、最高にくだらなくて笑えることがしたいと考えていた。私の子どもたちが、テレビでお笑い芸人がお尻を出しているのを見て大爆笑している様子を見て、何でもない笑いは最高だと思った。そこでお尻で何かできないかと考えた」と発案の経緯を明かす。
河内さんは、同店の人気商品「春日部ぷりんパン」を改良して「春日部プリプリケツぷりんパン」を開発した。「プリンでお尻の形を表現した。プリプリ感を出すために、プリン液の濃度を変えたり、蒸す時間を変えたりするなど試行錯誤した。加減が難しかった」と話す。
河内さんはSNSなどを通じて知り合い、つながりがある個人店などに「一緒に尻をテーマとした商品を販売しないかと」声掛けしたところ、賛同した店がそれぞれ商品を開発した。河内さんは「個人店は真面目に頑張っていても苦しく大変なことが多い。チェーン店や大企業にはできないことを考えて、みんなで楽しく明るく盛り上げて行きたい」と話す。
商品は総菜やパン、菓子をはじめ、カレンダーなどもある。春日部周辺からは、「肉の赤尾」「ミートショップ関根」「ニコリ」「志村酒店」「Kasuka Bee」「酒肴大衆ばる 青挑」「春日部巻き 揚げ餃子包工房」「came came30」(以上、春日部市)、「北越ぎょうざ」「hana cafe」(以上、越谷市)、「cocomas chocolate&cafe」(草加市)、「篠崎農園」(幸手市)、「武井鶏園」(杉戸町)、「Cafeはらっぱ」(八潮市)。深谷市の「T’z Bakery KOHSHI」「古伝餡 濱岡屋」などでも販売する。
河内さんは「これらの商品で、お客さんにハッピーになってもらいたい。商品をきっかけに『お尻』合いになってもらえたら」と笑顔を見せる。
販売商品、販売時間や終了日などは店により異なる。