かき氷専門店「かき氷屋 夏雪」(越谷市下間久里、TEL 080-1057-2938)が7月16日、オープンした。
「キャンプ気分でかき氷を食べる」をコンセプトとし、日光の天然氷「松月氷室」の氷を使うかき氷を提供する。店主の藤森修平さんが自宅敷地内にキッチントレーラーを設置して開いた。テーブル席20席、駐車場6台を備える。
藤森さんは子どもの頃からキャンプが好きだった。藤森さんは「父に連れられてよくキャンプに行っていたこともあり、キャンプが大好き。今でもよく日光に行っている。キャンプは一緒に行く人により楽しさが違う。キャンプでしか話せないこともあるし、たき火を囲んだり、夜空を見ながらコーヒーを飲んだりでき、絆が深まるし、自然にも癒やされる」と話す。
かき氷好きでもある藤森さんは、キャンプをしているときにかき氷が食べたいという思いがあった。「キャンプ中にかき氷を食べることはなかなかできない。日光のキャンプ帰りに食べた松月氷室さんのかき氷がおいしく印象に残っていたこともあり、自宅でかき氷を作った」と振り返る。
キャンプ気分を楽しむためキャンプ用テーブルや椅子を設置していた自宅敷地内で、自作のかき氷を食べた藤森さん。「自己満足ではあるが、この空間でかき氷を食べたらおいしかった。この空間で食べるかき氷を皆さんにも共有できたらと思ったことから、脱サラし店を開くことにした」と話す。
メニューは、「生イチゴ」「宇治金時」「マンゴー」「ピスタチオベリー」(以上1,000円)、「ブルーハワイ」「レモン」「イチゴ」「メロン」(以上500円)、5種のシロップがかかる「夏雪マウンテン」(600円)など。トッピングは無料で、練乳・ホイップクリーム・あずき・きな粉・ヨーグルト練乳・岩塩・岩塩レモン・白玉などがある。
妻の麻衣さんは「イチゴの商品には、越谷産のイチゴを使う。トッピングでカスタムができるので、毎回違う味を楽しんでもらえたら」と話す。
藤森さんは「越谷で生まれ育ったので、地元に愛される店にしたい。子どもたちにも気軽に遊びに来てもらい、キャンプとかき氷の良さを知ってもらえたら。今後はかき氷とキャンプ飯を融合した商品も開発していきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~17時。木曜定休。