イオンモール春日部(春日部市下柳)1階藤の広場で11月12日、宮代高校書道部による税に関する書道パフォーマンスが行われた。主催は春日部税務署。
国税庁は毎年11月11日~17日を「税を考える週間」とし、税の理解を深めてもらうためさまざまな啓発活動を行っている。今年は「これからの社会に向かって」をテーマとして広く納税意識の向上を図る。
同署は毎年租税講座を行っている同校に、啓発のための書道パフォーマンスを依頼。同校生徒が考えた、税の大切さを伝えるための文章「税が私たちを支えている 私たちが繋(つな)げる未来のため 灯(とも)そう光を 届けよう想(おも)いを 新時代に向かって」を、書道部員5人が縦3メートル、横4メートルの紙に揮毫(きごう)した。会場では多くの来場者が立ち止まり、生徒たちの力強いパフォーマンスに見入っていた。この日書き上げた作品は11月17日まで、藤の広場に展示する。
宇佐田一雄署長は「当署として、今回初めて書道パフォーマンスを企画した。書道部の皆さんが租税講座で考え、学び、感じたことを言葉にした。改めて税を考えるきっかけとなれば」と期待を込める。
同署管内税務行政協力会は「税の作品展」として、地元中高生による作文や標語、小学生が描いた絵はがきを11月17日まで、同広場で展示する。