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宮代町「ロッコ」に米菓店 造園会社が「地元のソウルフード作りたい」

(左から)販売員の田端久美さん、牧野乃吏以さん、長谷川順子さん、折原楽子さん

(左から)販売員の田端久美さん、牧野乃吏以さん、長谷川順子さん、折原楽子さん

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 米菓店「宮代もち処 Jファーム」が10月22日、6戸の空き家をリノベーションした施設「ROCCO(ロッコ)」(道佛1)にオープンした。

工房内で自家製の生地をいる

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 リノベーションした平屋の空き家6戸に飲食店などが入る同施設。6戸のうち4戸は常設店で、同店は店舗番号「No.3」に入る。同町で造園業などを営む「Jパーク」(西原)が運営。栃木県や春日部市で生産したもち米「喜寿糯(きじゅもち)」を100パーセント使う揚げ餅や、仕入れた菓子などを販売する。

 同社専務の竹元修二さんは「20年ほど前、私と牧野邦彦社長は別の米菓店で一緒に働いていた。その後社長が造園の会社を創業し、私も一緒に働くことになった。ゆくゆくは米菓店を作ろうとよく話していたことから、店を開くことになった。地元のソウルフードを作ることができたら」と話す。

 オリジナル商品は「宮代あげもち」(150グラム=400円)、「徳用揚げ餅」(200グラム=450円)を販売。土曜・日曜限定でつきたての餅も販売する。

 現在、店内の工房でおかきなどを試作しているという竹元さんは「すぐにでも商品化したいが、火加減などで試行錯誤している。ふっくらしていて、食感のいい商品を目指す。おこわや五平餅、大福などの新しい商品も作っていきたい」と力を込める。

 営業時間は10時~18時。火曜・木曜定休。

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