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春日部に自家野菜や米粉麺使う料理を提供する新店 「アットホームな店に」

店主の佐藤太郎さん

店主の佐藤太郎さん

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 春日部にレストラン「たろうの台所」(春日部市粕壁、TEL 048-705-8234)が2月14日、オープンした。

「石見ポークの角煮&煮卵」

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 近隣産の野菜を使う料理や、米粉麺のパスタ、肉料理などを提供するレストラン。結婚を機に春日部に移り住んだ佐藤太郎さんが店主を務める。

 子どもの頃から料理をしていたという佐藤さん。佐藤さんは「母が食にこだわりがあり、料理を教えてくれた。小学校の頃は、自宅にあるスイーツ本のレシピを片っ端から毎日のように作り、中学になってからはパスタやうどん、実家が精肉店ということもあり肉料理も作っていた。家族がおいしいと言ってくれるのがとてもうれしかった」と振り返る。

 その後専門学校でイタリアンをはじめ調理全般を学び、卒業後は飲食業界で働いた。洋食店、ダイニングバー、居酒屋など多くのジャンルの店を経験した後、小さい頃から自分の店を持ちたいと思っていたことから同店を創業した。

 佐藤さんは「私が野菜好きであることと、アレルギーがある体質であることから、体にやさしいメニューを提供する店にしたかった。米粉麺を使う麺類とカレーはグルテンフリーメニュー。野菜はさいたま市産のヨーロッパ野菜や自家栽培の野菜をメインに使う」と話す。

 ランチメニューは「大豆ミートのボロネーゼパスタ」(1,000円)、小麦粉を使わず米粉でとろみを付けた「季節野菜の米粉カレー」(900円)をはじめ、スイーツは「クレームカタラーナ」(500円)、「豆乳米粉プリン」(250円)などを用意する。

 ディナーメニューは「季節野菜のバーニャカウダ」(1,000円)、「石見ポークの角煮&煮卵」(800円)、「石見ポークのグリル」(レギュラーサイズ=1,500円)のほか、ビールやワイン、ハイボールなど酒も提供する

 佐藤さんは「今後の一番の目標は、春日部産の米粉や米粉を使った麺を料理に使うこと。『ここに来れば誰か知り合いがいる』という集会所のような、近隣の人に通ってもらえるようなアットホームな店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~15時、17時~22時。日曜・祝日定休。

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