道の駅庄和(春日部市上柳)の敷地内に現在、ツバメが飛来している。
2008(平成20)年ごろからツバメが飛来し、同敷地内に巣を作るようになった。当初は2つか3つだった巣も年々数が増え、最近では30以上の巣から1シーズンに約160羽が巣立っている。
3月20日には今年初めて、2羽のツバメが飛来。同施設広報担当者の津隈研也さんは「20日の朝と昼に2羽見かけた。毎年、施設近くの中庄内排水路沿いの桜が咲くころにツバメの第1陣が飛来する。ツバメは例年通りの時期だが、桜はまだつぼみで色付いてもいない状態」と話す。
同施設内でツバメに「人気」のエリアは、本館の裏の軒下やトイレ棟。1陣の2羽はどの巣にもまだ定着していないようだが、人気エリアの巣に出入りしているという。
津隈さんは「当施設のスタッフの間では、桜とツバメはセットで、春を連れてくるもの。これからゴールデンウイークにかけて、多くのツバメが飛来するので、温かく見守ってもらえたら」と呼びかける。