二郎系ラーメンを提供する「ラーメンDIYラボ」(越谷市北越谷5)が8月10日、オープンする。
二郎系ラーメンを提供する同店。店主の鈴木亮平さんと妻の晴香さんが切り盛りする。店舗面積は18坪。席数はカウンター15席。メニューは、豚骨や鶏ガラなどを使う乳化スープの二郎系ラーメン「ラーメン」(950円)、昔ながらの中華そばを目指し、豚骨や昆布などを使うスープの「中華そば」(800円)も用意する。麺は、それぞれのスープに合う麺を店内で製麺する。亮平さんは「ラーメンのスープはマイルドで甘みがある。麺はかみ応えがあるワシワシ系」と説明する。
学生時代からラーメン好きだった亮平さん。ラーメン店での独立開業を目指し30歳で脱サラした。「学生時代に飲食店でアルバイトした際、調理がとても楽しかったこともあり、ラーメン店開業にずっと憧れていた」と話す。修業したのは東京都足立区の町中華。程なく晴香さんも一緒に働くようになった。晴香さんは「主人には、好きなことで伸び伸び働いてもらいたい。開業したら2人で頑張っていこうと思った」と振り返る。
店名を「DIY」(Do it youreself)としたのは、用意する無料トッピングや調味料で客に自分好みのラーメンを作ってもらいたいから。用意するのは、刻みニンニク、刻みタマネギ、刻みショウガ、天かす、粉チーズ、茶わんで提供するライス、マヨネーズなど10種以上。亮平さんは「メニューの可能性を広げてより楽しんでもらいたいので、お客さまのお気に入りのトッピングをほかのお客さまに紹介していくことや、より良いメニュー作りにつなげたい」と話す。
夫婦そろってゲーム好き。ユーチューブに「霊長目ヒト科Games」というチャンネルを持ち、ゲームの攻略法や実況配信の動画を投稿していることから、店にはゲームグッズや好きな音楽バンドのグッズを飾る「推し活」コーナーを設ける。「修業時代には、ゲームでたくさんの人とつながり、店の認知拡大にもなった。ラーメンを食べに来たお客さまに新たな世界を知ってもらうきっかけになれば」と亮平さん。「越谷で育ったので、越谷も、市内のラーメン店も好き。『ラーメン食べるなら、越谷に行こう』と言われるようになるまで、ラーメンで越谷市を盛り上げていきたい」と意気込む。
営業時間は、11時~15時、18時~21時。月曜定休。