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春日部に台湾発のタピオカミルクティー専門店「茶居」 「台湾と日本の交流を」

店主の辛逸龍さん

店主の辛逸龍さん

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 タピオカミルクティー専門店「茶居(ちゃい)」(春日部市粕壁東1)が7月10日、春日部駅の東口側にオープンした。

茶居外観

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 今年に入って春日部市内には、春日部駅西口側をはじめ、タピオカミルクティー専門店が開店・開店準備をしており、タピオカミルクティーがSNSなどで話題となっている中、台湾の台南出身の辛 逸龍(しんいつりゅう)さんが開いた。

 辛さんは台湾の高雄市で、タピオカミルクティー店を10年ほど営んでいたという。「台湾にはお茶をたしなむ習慣がある。私の父はお茶にこだわりがある。お茶の深さを伝えたいと思い店を始めた。多くの種類のお茶を提供していたが、若い人にスイーツ感覚でお茶楽しんでもらいたいと、タピオカミルクティーの提供を始めた」と辛さん。台湾で人気だった商品は、「タピオカミルクティーが一番だが、ヤクルトを入れた緑茶も女性に人気だった」と振り返る。

 メニューはタピオカミルクティー、タピオカ緑茶(以上520円)をはじめ、台湾高山青茶、炭焼きウーロン茶(以上400円)などのお茶もある。「提供するものは全て台湾のもので、台湾の店で人気だった商品。今後さらに新商品を出す予定」。

 春日部に在住して6年目。クレヨンしんちゃんがきっかけで春日部を知ったという辛さんは「仕事で日本に来ていた。クレヨンしんちゃんは台湾でも大人気。いろいろ調べて春日部に来てみたら、すごく奇麗な街並み。住んでいる人も穏やかで、親切な人が多いと感じた」と話す。

 「おいしいものを通じて、台湾と日本の交流がより深まるとうれしい。日本の和菓子も祭りも台湾では大人気。文化の交流もしていきたいし、末永く愛される店にしたい」とも。

営業時間は10時~22時。

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