「BORDER CAFE（ボーダーカフェ） 越谷店」が3月18日、越谷市役所内にオープンする。

人気メニューの一つ「あんこギッフェリ」

　2016（平成28）年に越谷でオープンし、2021年に春日部に移転したカフェ「BORDER CAFE」（粕壁東1）。2023年8月には、春日部に姉妹店で焙煎（ばいせん）機を備える「BORDER CAFE ROASTERY（ボーダーカフェロースタリー）」（粕壁東3）をオープンしている。

　3号店となる越谷店について、社長の中村隆之さんは「ボーダーカフェは元々、越谷市レイクタウンでスタートし、越谷の皆さまに育ててもらった店。越谷にも常連のお客さまが多いことから縁がつながり、今回の再出店となった」と話す。

　同庁舎エントランス棟2階にある約200平方メートルのリバーサイドラウンジ内に販売カウンターのみの店舗を構え、コーヒーには姉妹店で自家焙煎した豆を使う。メニューは、「ブレンドコーヒー」（480円）、「カフェラテ」（500円）、「あんこギッフェリ」（290円）、「バターギッフェリ」（200円）、「バターインプレッツェル」（450円）など。一部のメニューを除きテイクアウトできる。イートインでは、同ラウンジのテーブルやカウンター席を利用できる。席数は、テーブル＝48席、カウンター＝8席、テラス＝15席。

　「来庁時に利用する人や、市職員の方もいることから、短時間で提供できるようなメニューを中心にそろえている」と中村さん。

　「テラスからは川が見え、景色がいい場所。景色とコーヒーを楽しんでもらいたい。産声を上げた越谷に再出店できたのは感慨深く、また越谷の人たちとの関係を作れるのがうれしい。越谷市レイクタウンへの再出店も目指していく」と意欲を見せる。

　営業時間は8時～19時。3月は土曜・日曜・祝日定休（4月から無休）。