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春日部駅の連続立体交差事業が事業認可 「開かずの踏切」撤去などに向け

「開かずの踏切」伊勢崎線第124号踏切

「開かずの踏切」伊勢崎線第124号踏切

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 春日部駅付近の連続立体交差事業が12月17日付の官報で告示された。

市が作成した再開発イメージ図

 春日部駅付近には、伊勢崎線第124号踏切(県道さいたま春日部線)、伊勢崎線第125号踏切、伊勢崎線第128号踏切の3カ所の通称「開かずの踏切」を含む、計10カ所の踏切がある。県内ワーストの「開かずの踏切」といわれる124号踏切は、電車の往来ピーク時には、1時間当たり56分遮断していて、交通の妨げになっている。

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 同事業では、春日部駅を中心として東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)および野田線(東武アーバンパークライン)の鉄道を高架化し、10カ所の踏切を除却するなど交通の円滑化を図る。

 高架化区間は、東武伊勢崎線の内谷陸橋~古隅田川の約1.4キロメートル、東武野田線の内谷陸橋~八木崎駅付近の約1.5キロメートルの合計約2.9メートルとなる。同駅東西の分断を解消し、中心市街地の一体化、地域の活性化などのまちづくりも進めていく。

 2002(平成14)年に春日部駅付近連続立体交差事業促進期成同盟会が発足し、2005(平成17年)4月に着工準備採択。2013(平成25)年6月には、同事業の効果を生かすためのまちづくり計画、「春日部市中心市街地まちづくり計画」を策定。

 さまざまな協議などを経て、2018(平成30)年6月に埼玉県・春日部市・東武鉄道の3者による、住民に向けた同事業および関連する都市の計画説明会が市内2カ所で行われていた。

 総事業費は概算で650億円。国・県・市・東武鉄道で負担する。現在、本年度内をめどに用地測量を行っており、用地確定後、買収前に地権者等を対象に補償の説明会を行う。その後工事施工手順に合わせて用地買収を進めていく。

 事業期間は約12年間、2032年3月までの完成予定となっている。