開校150周年を迎えた粕壁小学校(春日部市粕壁東3)で12月6日、記念行事が行われた。
11月15日に150周年を迎えるに当たり、前PTA会長の池田稔さんが「粕壁小学校開校150周年記念事業」を立ち上げ、植樹や航空写真の撮影をはじめさまざまな記念行事を展開。8月14日には創立120周年で埋めたタイムカプセルを開封するイベントを予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止し、無期限の延期とした。
10月に開催を予定していた150周年記念イベントも、緊急事態宣言の発出や感染症拡大を配慮し延期。今回開催にこぎ着けた。池田さんは「イベントの内容については、春日部市役所に相談していた。粕小のオリジナルダンスを踊るのはどうかと考えていたところ、かすかべ親善大使のはなわさんの名前が挙がった。はなわさんは春日部生まれだし、歌やダンスができるのでお願いしてみたところ、快く承諾してくれた」と経緯を話す。
「伝統を作ろう」をテーマに校庭で行ったイベントにはなわさんが登場。校庭に集合した約760人の児童を前に、はなわさんは「150周年誠におめでとうございます。本当にすごいことだと思う」などとあいさつ。同校や実行委員会が提案した歌詞案を基に、はなわさんが自身の楽曲「咲きほこれ埼玉」の歌詞をアレンジして制作した替え歌「咲きほこれ粕小」を披露した。
曲に合わせ一緒に歌った児童の歌声を聞いたはなわさんは「粕小最高っすね。こんなに元気な小学校はない」などとコメント。その後、児童が創作したオリジナルダンスも曲に合わせて踊った。
校庭でのイベント終了後は、「夢を語ろう」をテーマとして各学年代表と校長室にいるはなわさんをオンラインでつなぎ、児童からはなわさんへの質問や、児童が夢について語るなど対話を行った。