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春経年間PV1位は「個人宅のバラ」、2位は「そこらへんの草」 飲食店新店や再開も

1位に輝いた個人宅のバラのニュース

1位に輝いた個人宅のバラのニュース

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 春日部経済新聞の2021年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、春日部の個人宅のバラ200種250本が満開になったことを伝える記事だった。

10位のニュースから。そば店「長寿庵」の夏限定人気メニュー「かつ丼茶漬けとおそばセット」

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 ランキングは、今年1月1日から12月17日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 春日部の個人宅のバラ200種250本が満開 「皆さんに喜んでほしい」(5/10)

2. 「そこらへんの草」を使った商品 春日部のスーパーなどで埼玉県民限定販売(4/1)

3. 春日部に韓国食品専門店「韓ビニ」 食品のほか化粧品や雑貨も販売(7/6)

4. 春日部に県営公園「春日部夢の森公園」 みどり再生のシンボルに(10/1)

5. 「翔んで埼玉」続編決定 赤字過ぎる春日部「そこらへんの草天丼」も販売継続へ(8/11)

6. 春日部のラーメン店に「うどん自販機」 昭和49年製造の自販機を再生利用(6/14)

7. 越谷市に席数60超のカフェ新店 ブルックリンスタイルの落ち着いた空間に(7/7)

8. 越谷「はかり屋」に肉メインのビストロ Uターン開業で地域の活性化目指す(6/11)

9. 埼玉・松伏町にオリーブ使うカフェ新店 苗木や関連商品も販売(1/27)

10. 春日部のそば店「長寿庵」が9カ月ぶり営業再開 おかみが亡き店主の思い継ぐ(2/12)

 1位に輝いたのは、春日部市藤塚の個人宅のバラが満開となり、見頃を迎えたことを伝えるニュース。遠藤行雄さんと妻の美香さんは、バラが好きで8年ほど前から自宅の庭でバラを育て始めた。オープンガーデンにしたところ、評判を呼び、多くの人が訪れ写真を撮るなど楽しむようになった。今年は、遠方からも多くの人が見に来たという。遠藤さんは既に来年に向けバラを7月に植え、1月からは剪定(せんてい)などを行っていく。

 2位と5位は、春日部のスーパー「みどりスーパー」をはじめとする越谷市や杉戸町などの複数店で4月1日、魔夜峰央(まやみねお)さん原作による映画「翔(と)んで埼玉」の「埼玉県人には『そこらへんの草』でも食わせておけ」というせりふにちなみ、地元産の野菜を使った「そこらへんの草」商品や、「そこらへんの草」にまつわる商品を販売し多くの反響があったことや、同映画の続編製作が決まったことにまつわるニュース。

 同スーパー総菜部の河内みどりさんは「そこらへんの草商品は定番となった。今は冬なのであまり草感はないが日々形を変えながら販売していて、コンスタントに売れている。映画の続編は、楽しみ。いつ公開になってもいいように、草を生やし続けて待っている」と話す。

 3位、7位、8位、9位は新店オープンの記事で、新型コロナ禍の中で明るい話題となった。10位は、休業していたそば店「長寿庵」が9カ月ぶりに再開したことを伝えるニュース。昨年5月に店主の北口茂樹さんが亡くなり、9カ月間店を閉めていたが今年1月に妻の美絵さんが店を再開。現在は長男が店を継ぎ、美絵さんも一緒に店に立っている。美絵さんは「再開するまで長くかかったが、お客さんは待っていてくれた。今年は先が分からないまま突っ走った激動の一年だった。息子が継いだことに常連のお客さんも『よかった』と言ってくれている」と話す。

 2021年は、コロナ禍でもさまざまに工夫し店や街を盛り上げている話題や、新店オープンも相次ぎ、「ハッピーニュース」が多かった。春日部経済新聞では、広域春日部圏のまちが盛り上がり、元気が出るような話題や新しい動きを届けていきたい。

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