食べる

春日部のカレー店が移転リニューアル 店主「記憶に残る店名に」

店主の鎌野良太さん

店主の鎌野良太さん

  • 45

  •  

 カレー店「こちら春日部市学校どおり前 カレー屋」(春日部市粕壁東1)が9月28日、リニューアルオープンする。

3種のカレーが載る「良ちゃんプレート」

[広告]

 2020年3月、春日部駅西口側にオープンしたカレー店「曲がり角の間借りカレー 春日部の良ちゃん」が、駅高架化工事に伴う入居ビル立ち退きのため同駅東口側に移転した。店名も変わった。

 店主の鎌野良太さんは「2020年にオープンしてすぐに緊急事態宣言が出て1カ月休業するなど大変なこともあったが、徐々にメディアや口コミなどで知名度が上がり、県外のお客さんも増えるなど安定した。毎月限定メニューを提供し、お客さんを飽きさせないような工夫をしてきた」と振り返る。

 移転先は、以前タピオカ店だった場所。席数は、テーブル席8席、カウンター席4席。鎌野さんは「ウッディな雰囲気で天井が高く、開放感がある店内。テーブル席などはゆったり広く設置し、ゆっくり食べてもらえる空間にした」と話す。

 「店名は、小学生のころから読んでいる一番好きな漫画から、記憶に残るような名前を考えた。短縮すると『こちカレ』。気軽に呼んでもらえたら」とも。

 カレーは、鎌野さんが調合したスパイスと和風だしを使う。スパイスはローストした後に粉砕し、再度オーブンで焼いて1週間以上熟成させるという。メニューは、「チキンカレー」(950円)、「ビーフキーマカレー」(1,100円)、「ポークカレー」(950円)、「チキン&ポーク」(1,250円)、3種のカレーを載せた「良ちゃんプレート」(1,800円)。鎌野さんは「市内の野口農園で仕込んだみそを使ったメニューや、限定カレーも出していきたい」と意欲を見せる。

 「西口ではたくさんの方にお世話になった。東口は知り合いも多いので、イベントなどにも出店していきたい。周辺にいくつも素敵な飲食店があるが、ランチタイムの選択肢の一つに加われるように頑張っていく。ゆくゆくはディナー営業もできたら」とも。

 営業時間は11時~15時。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース