春日部経済新聞の2022年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、二郎系ラーメンを提供するラーメン店「顎で喰らえ」がオープンしたことを伝えたニュースだった。
ランキングは、今年1月1日から12月15日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 春日部にラーメン新店「顎で喰らえ」 おいしさで「脳が揺れる」ラーメン提供したい(1/12)
2. 越谷にかき氷新店 「かき氷とキャンプ同時に楽しみたい」店主の発案で(7/20)
3. 春日部にカウンター席のみの天ぷら専門店 「非日常を感じてほしい」(1/6)
4. 春日部にハンバーグとステーキの専門店 「お客さんに寄り添う店にしたい」(5/2)
5 越谷の神社で夜の参拝呼びかける「夜詣」 灯ろうで境内をライトアップ(8/8)
6. 春日部にパン店「ワンハンドレッドベーカリー」 「町のパン屋さん目指す」(11/10)
7. 越谷にカスタムできるハンバーガー店 夜はパスタや韓国料理が売りのバーに(7/6)
8. 春日部に岡山県発のローストチキン専門店「鳥周」 県外初出店(11/30)
9. 越谷にプラントベースのカフェ新店 地元店のパンや食材使うバーガー主力に(5/26)
10. 春日部の個人宅のバラ310本が見頃 種類増やし、庭の広さ1.5倍に(5/9)
「顎で喰らえ」のニュースは上半期のランキングでも1位だった。店主の大野賢司さんは「もうすぐオープンして1年だが、オープン直後は、当時の記憶がないくらい忙しかった。常連さんに差し入れをもらったり、優しい言葉をかけてもらったりして励まされている。来年はより多くの人に知ってもらえるようにしていきたい」と話す。
2位は、店主の藤森修平さんが自宅敷地内にキッチントレーラーを設置してかき氷店を開いたニュース。「オープンから9月上旬くらいまでは行列ができていた」と藤森さんは話す。現在はかき氷だけではなく、焼きいもや、焼きマシュマロも販売している。6位には11月にオープンしたパン店「ワンハンドレッドベーカリー」の記事がランクイン。社長の関根満伸さんは「初日は、オープン2時間前から120人くらいの方が並んでくれた。現在は食パンの数を増やしているもののまだ売り切れてしまうので、今後は予約を受けられる体制整えたい。商品の種類を増やすので楽しみにしてもらえたら」と話す。
2022年、広域春日部圏では飲食店の開業が相次いだ。10位中8本は飲食店の開業を伝えるニュースで、読者の関心の高さがうかがえる。既存店は、コロナ禍前ほどではないものの客足が戻ってきている。さまざまなリアルイベントも開催され、まちににぎわいが感じられた。春日部駅高架化の関連工事も進み、まちが少しずつ変化している。春日部経済新聞では、広域春日部圏のまちネタを中心に、ビジネス&カルチャーニュースをいち早く伝えていきたい。