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春日部にカジュアルフレンチ新店 隠れ家的空間で日常使いのフレンチ提案

シェフの菅祐二さん

シェフの菅祐二さん

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 春日部にカジュアルフレンチレストラン「tablier(タブリエ)」(粕壁東1、TEL 048-812-8225)が10月20日オープンする。

シャルキュトリーの盛り合わせ

 埼玉県内のフレンチやイタリアンなどを提供する洋風居酒屋や東京のフレンチレストランなどで修業を積んだ菅祐二さんが開いた同店。「高校の時から料理人に憧れがあり、母の料理の手伝いをよくしていた。プラモデルなどのものづくりも好きで、ものづくりの仕事が向いていると言われていた」と振り返る。

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 自分の店を開きたいという思いを抱きながら、飲食店のアルバイトを経て他業種で働いていたものの、28歳の時、再度飲食業界で働くことを決意。「やはり本格的に料理でやっていきたいと思い、修業した。フレンチシェフなど、フレンチ出身の方が多いレストランで働いた時、フレンチの奥深さを知り、勉強をしたら面白くなった」という。その後は、食品の仕入れを学びながら料理の試作を重ねるなどしていた。

 現在戸田市在住の菅さん。当初は大宮や浦和、越谷などで店を開く物件を探していたが、良い物件に出合えなかったという。菅さんは「もともと落ち着いた場所でと考えていた。春日部は以前よく仕事で訪れていたので知っていた。電車は2路線あるが、緑があり、のんびりとしていて落ち着いているところが気に入っていた。大通り沿いではなく、隠れ家的な場所で開きたいと思っていたので、ちょうどいい場所に出合えた」と話す。

 カウンター席10席を備える同店。店名の「tablier」はフランス語でエプロンの意。「フレンチだがフランスの家庭料理やカジュアルなものを提供する。フレンチは日本の洋食のベースにもなっているもの。当店は食材や酒にもこだわるが、かしこまった料理ではないので、カジュアルにフランス料理と酒を楽しみに日常的に来ていただきたい。フレンチをベースとして、お客さまの要望にも応えていきたい」と力を込める。

 菅さんは豚肉や牛肉など、食肉を加工する料理「シャルキュトリー」が得意で、保存料は使わずに作る。豚肉をミンチにしてスパイスや調味料とアルコールに漬け込み、湯銭で火入れした「パテドカンパーニュ―」(800円)、豚バラ肉を白ワインや香味野菜と煮込む「リエット」(700円)、「シャルキュトリーの盛り合わせ」(1人前=1200円、2人前=2200円)、季節のキッシュ(800円)(全て税抜き)、自家製ソーセージも提供する。

 ワインは、酸化防止剤を使わないものか、極力使われていないもの、クラフトビールはサーバーで2種を提供する。

 「始めは夜営業のみだが、ゆくゆくはランチ営業もできたら。感染症対策で密にならないようにするため、予約をいただけるとありがたい。コロナ禍ではあるが、少しでも外食の魅力を楽しんでもらい、春日部を盛り上げる一助となれたら。近々春日部に移り住む予定。地域に根付いていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間17時~23時。月曜定休。