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越谷にプラントベースのカフェ新店 地元店のパンや食材使うバーガー主力に

(左から)キッチンリーダーの土野直美さん、専務の上野剛さん、店長の祢津里美さん

(左から)キッチンリーダーの土野直美さん、専務の上野剛さん、店長の祢津里美さん

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 越谷市に「came came 30(かめかめさんまる)CAFE&BURGER」(越ヶ谷1、TEL 048-940‐3398)が5月30日、オープンする。

オニオングレイビーPANBURGERと発酵茶

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 保育園とデイサービスを営む「grain grain(グレイングレイン)」(春日部市大場)が、2020年2月にオープンした自然食カフェ「came came 30」(同)の姉妹店。ハンバーガーやカレー、ワンプレートランチ、スイーツ、ドリンクを提供する。全て植物由来の材料を使う「プラントベース」であることが特徴。

 同社専務の上野剛さんは「『I LOVE 食べる』がコンセプト。私たちは地球の資源を使うばかりだが、『食べる』という人間が毎日行う大切なことを通して、少しでも環境や未来のためになることをしたいと考えている。近隣店の商品や、環境に配慮した方法で製造されている商品を使うことにより、少なからず地球の負担を減らすことにつながるのではないか」と話す。

 メニューには越谷産の野菜を積極的に使う。ハンバーガーのバンズは、越谷産の小麦などを使って市内のパン店が製造。ホウレンソウ・竹炭・雑穀などを入れ、味や色に特徴を出した。上野さんは「バーガーは、市内で100年以上続いている豆腐店の豆腐など、地域のごちそうをサンドする。地域の食材は宝だと思うので、その宝を調理してお客さんにつなげていくことが私たちの役割。当店をきっかけにその店に買いに行くなど地域を巡ってもらえたら。地域に根差していきたい」とも。

 ハンバーガーは「オニオングレイビーPANBURGER(パンバーガー)」(980円)、「百年木田豆腐カツPANBURGER」(980円)など全6種。旬の野菜を使うランチプレート(1,980円~)、「camecame プリン」(390円)、コーヒー(440円)、発酵茶(550円~)、オーツラテ(610円)などがある。「バーガーと発酵茶のペアリングも提案している。両方の味の余韻や香りが引き立つようにしているので、お薦めのペアリングを楽しんでもらえれば」と上野さん。

 「おいしさを一番に考えている。食べる楽しさを感じながら健康や環境課題、プラントベースについて知るきっかけにもなれば」と力を込める。

 営業時間は11時~18時(土曜・祝日は15時まで)。日曜定休。5月26日~28日はプレオープンで15時まで営業し、バーガーとドリンクのみ提供する。

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