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春日部駅、高架化工事の仮囲いに児童の絵112点 春日部の未来をイメージ

仮囲いに絵が掲出されている様子

仮囲いに絵が掲出されている様子

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 春日部駅東口改札付近の工事の仮囲いに現在、児童の絵112点が掲出されている。

【関連画像】旧東口駅舎の解体はほぼ終了した

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 高架化関連工事が進む春日部駅。同駅東口付近は、ビルが取り壊されたり、東口側に仮線路を設置するための路盤工事をしていたりなど、複数の場所で駅高架化の関連工事が進んでいる。2月には春日部駅東口の仮駅舎の供用が始まった。仮囲いが設置されている旧東口駅舎の解体はほぼ終了している。

 この仮囲いに20日、春日部ロータリークラブの発案で、粕壁小学校5年生の児童が4年生の時に「未来のかすかべ」をテーマに描いたA3サイズの絵112点を掲出した。

 同クラブ会長の齋藤芳尚さんは「高架化工事はこれから8年以上続く。高架化すれば周辺も明るくなるが、現在は囲いがあったり、店舗もなくなったりするなど閑散としている。明るい未来に向かって工事をしているのだから、少しでも明るい雰囲気を出したいと思い、未来を担う小学生に絵を描いてもらおうと、駅から近い粕壁小学校にお願いし、実現した」と話す。

 「掲出してみて、白い仮囲いに絵が映え、明るく見える。駅利用者さんなどが見ながら歩いていてうれしい。今回のことを足掛かりに、市内の小中学校に声をかけ、ゆくゆくはもっと多くの絵を掲出していけたら」と話す。

 現在の絵は、年内は掲出予定。

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