春日部経済新聞の2023年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、春日部にコストコ再販店がオープンしたことを伝えたニュースだった。
ランキングは、今年1月1日から12月14日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 春日部にコストコ再販店 食品や日用雑貨など200種販売(10/19)
2. 越谷イオンレイクタウン、2025年にかけて新店舗や増床など大規模リニューアル(3/7)
3. 埼玉・杉戸町に春日部のもつ料理店が地元産米使う食堂 大衆食堂をイメージ(5/25)
4. 春日部の個人宅のバラ、例年より早く開花 今年はバラ以外の植物も(4/25)
5. 春日部に渡伊経験がある店主のイタリアン新店 「気軽に来てほしい」(11/6)
6. 越谷にラーメン店「元祖肉玉そば越智」 「ご飯が進むラーメン」コンセプトに(2/7)
7. 春日部のイチゴ農園「ヒロファーム」のイチゴが日本一に 野菜ソムリエ品評会で(2/8)
8. 越谷に豚カツ専門店「彩とんかつ」 元フランス料理人が国産銘柄豚使う(1/12)
9. 越谷にキャンディー専門店「ミスターキャンディー」 店主「面白くて楽しい体験を」 (1/10)
10. イトーヨーカドー春日部店で「街ガチャ」 春日部の名所など10種販売(1/24)
1位に輝いたコストコ再販店オープンの記事は注目度が高く、現在でもコンスタントに読まれている。同店運営会社サンライズ社長の宮下智義さんは「オープン当初は反響がかなり大きく、デリやパンの売り切れもあった。最近では近隣在住のお客さまも増えた。コストコの商品を食べてみたかったとか、行ってみたかったなどの声が多い。お客さまのリクエストにお応えしているので、商品数は300種以上になっている」と話す。
2位の越谷レイクタウンの大規模リニューアルは、現在も店舗刷新や増床の工事が進んでいる。3位の杉戸町にオープンしたもつ煮定食などを提供する「食堂 いしん」は、オープン時から長蛇の列が続いている。社長の関根満伸さんは「オープンして半年たったが、想像以上に来客がある。1番人気はホルモン定食。毎週仕込みが間に合わないような状態だが、味もブラッシュアップし、提供スピードは上がっている」と話す。
2023年の広域春日部圏のニュースは、上位の中では開業のニュースが多くを占めたものの、まちが活気づくような取り組みの記事もランクインした。2024年は、春日部市内では市役所新庁舎の開庁を控え、越谷ではレイクタウンの大規模リニューアルが進むなど、大きな変化も見られそうな広域春日部圏。今後もまちネタを中心に、ビジネス&カルチャーニュースを伝えていく。