春日部駅東口駅前の店を中心とした仲町商栄会が8月1日から、店頭や店内に七夕飾りを設置する。
同会がまちを盛り上げるために始め、今年で7回目を数える取り組み。来店客や通りすがりの人が願いを書く短冊を各店が用意し、例年は、参加店によりイベントを行ったり、書いた人にプレゼントを渡したりしていた。
同会担当者の市川智行さんは「もともと旧暦の七夕に合わせて始まった。通常7月8月はイベントが多い。でもイベント会場に行くのではなく、普通の買い物や幼稚園や保育園に行くときに、綺麗な飾りなどがあると心が和むと思う。まちを歩きながら楽しんでもらえたら」と話す。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月から商店会が主催するイベントは全て中止している。「今年はイベントが何もできないが、皆さん買い物には行くと思う。これまでもやっていて、今でもできることをやりたいということで、七夕飾りは行うことにした」と市川さん。
参加店は「寿タバコセンター」「もりいずみ靴店」「けいらく」「青柳」「オフィス東武」「栃惣」「靴のくわばら」「春日部仲町郵便局」「アシュア動物病院」「藍澤證券」「ぷらすエム」「ホワイト急便」「猪瀬桐材店」「おむすびcafe 空と糸」「陸と月」「ティーハウス茶屋」「市川寝具」の17店。
「当会には飲食店も小売店も多いので新型コロナの影響は大きいし、人の通りも少ない。早く収束に向かい、お客さま一人一人、各店主も笑顔になることができれば」と思いを込める。
営業時間は店舗により異なる。同10日まで。