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春日部にアンティークショップ 幼少期から「古いもの好き」の店主が実店舗構える

ホーロー看板も好きだという店主の神津雄介さん

ホーロー看板も好きだという店主の神津雄介さん

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 アンティークショップ「BINGO STORE(ビンゴストア)」(春日部市備後東1、TEL 090-7315-1976)が11月10日、プレオープンした。

店内にあるバイク「シルバーピジョン」

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 アンティーク雑貨・昭和レトロ雑貨、ビンテージバイク、骨とう品やなど約1000点を扱う同店。子どもの頃から古いものが好きだったという、神津雄介さんが店主を務める。

 神津さんは「子どもの頃、自転車を買ってもらうときに『新品ではなく古いものを買ってほしい』と両親に言ったことがあった。祖母の家にある蔵では、古い消防ポンプや古道具を引っ張り出して遊ぶなど、両親からは『おまえは50年生まれてくるのが遅かった』とよく言われていたくらい、子どものころから古いものが好きだった」と振り返る。

 小学生の頃から工業デザイナーを目指し、絵を描いていた神津さん。「高校生の時、自分は絵がうまくないと気付き、平面ではなく立体のものを作ることにした。学校で、クラスメートが描いたものを形にしていた」と言う。高等専門学校を卒業し、おもちゃを企画開発する会社に就職。10年間、企画開発や試作に携わった後、独立した。

 神津さんは「フリーランスでおもちゃの企画開発をしながら、好きなアンティークを集めたり、集めたものをネット販売したりしていた。フリーマーケットや蚤(のみ)の市に行き、少し壊れたものを買ったときは、手を加えて修理して販売することもある。長年いろいろ買い集めていたところ、バイクは20~30台になってしまったことや、アンティークの品で倉庫を4つ借りていたこともある」と話す。

 蚤の市などで仕入れた古い品をネット販売する傍ら、店を構えることにした神津さん。「店があれば皆さんがアンティーク品を持ち込みやすいとも思った。店に置いてあるものは幅広いジャンルのもの。買い取りもしているので、店にあるようなものや趣味の品などを持ち込んでもらえたら」と話す。

 「戦前に販売されていた未使用の置き時計や、『シルバーピジョン』という現 三菱重工業のバイクなど、希少な品も置いているので、店をのぞいてもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~20時。木曜~土曜のみ営業。グランドオープンは12月10日。

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