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春日部のラーメン店、両親から引き継ぎ3周年 カフェフードも提供

店主の岡野淳さん

店主の岡野淳さん

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 ラーメンやカフェフードを提供する店「麺カフェひまわり」(春日部市大枝、TEL 048-735-6035)が9月21日で3周年を迎えた。

人気メニューのスーラータンメン

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 岡野淳さんが両親から引き継ぎ、店主を務める店。岡野さんの両親が、浅草の中華料理店「正華飯店」からのれん分けした中華料理店「正華」を1970年代に創業。一時は市内に中華料理店「ニューちゃいな」2店、越谷市に「ホープ軒」を営業していた。

 区画整理で「正華」を近隣に移転するタイミングで店名を「ホープ軒」に変更。越谷の店を閉め、その後、「ニューちゃいな」2店も閉めた。

 ゆくゆくは自分の店を持ちたいと都内で修業し、両親の店を手伝っていた岡野さん。コロナ禍をきっかけに店を継ぐことになった。岡野さんは「武里団地内にあるので、高齢のお客さまが多いこともあり、モーニングや喫茶など、いつでも利用できるようにカフェ営業も加えることにし、店名も変えた」と経緯を話す。

 「ホープ軒」の時はラーメン目当ての男性客が多かったが、現在は女性客が増え、年齢層も高くなったという。「モーニングに来て、次は友人と食事に来てくれる方、食事ついでにテイクアウトしてくれる方など、さまざまな形で利用されるようになった」と岡野さん。

 人気メニューは、岡野さんが好きで修業時代からずっと作り続けているという「スーラータンメン」(980円)、油の使用量は少なめにしているという「濃厚魚介そば」(850円)。「モーニング」は「ハンドドリップコーヒー」(450円)などのドリンクにトーストと卵が付く。「モンブラン」(430円)などのケーキもある。

 岡野さんは「今後もお客さまとコミュニケーションを取りながら、お客さまの要望などに臨機応変に対応していく。90歳になってもお客さまに料理を作り続けたい」と意気込む。

 営業時間は、9時~15時(モーニングは11時まで)、17時~22時。火曜定休。商店街の共用駐車場16台。

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