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春日部の旧庁舎、解体工事着手 跡地に公園建設予定

仮囲いされた旧庁舎

仮囲いされた旧庁舎

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 春日部市の旧庁舎(中央7)の解体工事が進んでいる。

下から見上げた旧本庁舎(関連画像)

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 1971(昭和46)年1月に開庁し、2023年12月28日に閉庁した旧市役所庁舎。人口16万人を想定して設計され、総工費は5億9,800万円。建物正面はほぼガラスで構成し曲線を持たせ、塔屋や側面などは黒を基調とした窯変タイルを使った。

 同庁舎は2011(平成23)年3月に発生した東日本大震災で被災。耐震診断と応急補修工事を行ったものの災害時の拠点として耐震性能が不十分と判断し、移転建て替えの方針決定が決まった。新庁舎は2024年1月に開庁している。

 11月から解体工事に着手し、現在は仮囲いを進めている。今年12月からは旧本庁舎から順次、建物の天井や壁などの内部解体を始める。2025年4月ごろから旧本庁舎を解体し、2026年2月ごろに整地に着手する予定。

 約1.3ヘクタールの跡地には公園を建設予定。同市公園緑地課担当者は「2014(平成26)年に『(新)中央町第1公園基本計画』を策定したものの、策定当時から時間がたち、周辺を取り巻く環境や社会状況も変わったことから、計画の改定を進めている」と話す。

 「近い将来、市民の皆さまからパブリックコメントを通して意見をもらえたら」とも。

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