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越谷におむすび専門店 米のおいしさ追求し、新潟県産米使う

スタッフの星野愛斗さん

スタッフの星野愛斗さん

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 おむすび専門店「結(むすび)」(越谷市千間台西4、TEL 0120-595-535)がオープンして2カ月がたった。

「黄身 塩むすび」の中身

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 コインランドリー事業を展開する「インプレス」(七左町7)の別業態として開業。同社の運営するコインランドリー「オテントサマー」の敷地内におむすび専門店を開いた。

 同店を開く前、顧客の利便性向上のためにコインランドリー内に米の自販機を設置。「結」店長の市橋大樹さんは「洗濯している間に買い物に行く女性が多く、戻ってくる時には買い物袋や米を抱えている姿をよく見かけた。1カ所で完結させることができたらと考え、コインランドリー内に米の自動販売機を設置した」と経緯を話す。

 自販機を設置してみたものの、なかなか売れなかった。利用者から「どんな味か」という問い合わせもあったことから、実際に食べてもらおうと、おむすび専門店を開くことにした。

 米は、近隣をはじめ新潟県内を食べ歩き選んだ新潟県産米「つきあかり」を使う。市橋さんは「あまり関東に出回っていない品種だと聞き、食べたところ、コシヒカリに似た味ではあるが粒が大きく、冷めても甘みが強くおいしい米だった」と話す。

 商品は、「塩むすび」(180円)、「だしむすび」(200円)のほか、しょうゆに卵の黄身を漬け込んだ「黄身 塩むすび」(280円)、ブレンドしたみそに黄身を漬け込んだ「黄身 だしむすび」(300円)の4種。黄身の2種は年内限定販売。

 使っている塩やのりも、数十種類を試食するなどして選んだ。だしむすびのだしはオリジナルの魚介だしを使う。おむすびは、ふわっとした食感にするため、一つ一つ手で握っているという。

 市橋さんは「おむすびの販売を始めて、自販機の米も売れるようになった。お客さまからは『粒が大きくて驚いた』『だしむすびは食べたことがない味のだし』などの声をもらっている。幅広い年齢の方に食べてもらいたい」と話す。

 営業時間は10時30分~14時、17時~20時。月曜・水曜・土曜・日曜定休。

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